2023年、新宿歌舞伎町という地に私たちは辿り着き、開業に至りました。
周りを見渡せば大きな店ばかり。私たち「新宿らーめん山田」は決して大きな店ではありません。
15年以上ラーメン業を生業とし、ある日は徹夜、いつの間にか日々の中で、ラーメンの中で、大切なことがようやく分かってきたような気がします。
2022年、私たちはこの地に訪れ、驚くほど高回転率でお客様を対応する姿を見ました。
私はもともと九州に居住していたため、ある程度分かっていたもの、実際目にするとまた違うものです。
私たちの原点は「九州博多ラーメン」でありますが、365日日々研磨・創作を重ねました。
その中で1つ決めたこと、素材へのこだわり、実は素材をグレードダウンすれば値は下がりますが、質も落ちます。
豚骨、頭骨や豚足、背脂、魚介類、味噌、野菜、海苔、卵、豚肉、などの素材は全て国産食材。
また、水は信州の名水「一番清水」を使用します。麺は元々依頼していた製麺所で国産小麦粉をブレンドした中太ちぢれ麺、やや硬く、小麦の香りと食感の双方を楽しめる麺になっています。
また歌舞伎町の方々は、ゆったりとした時間を求めている傾向が強く、内装は、カウンターを置かない(撤去)タイプで、スタッフは調理室などに常駐します。
空いたスペースを、2人卓を設け、合計10人のお客様が入店可能です。
テーブルには、電子パネルを設置、煩わしい注文も、ボタン1つで注文可能です。
私たちのラーメンは、本場、九州博多ラーメンをもっと簡素にし、素材そのものの旨みが弾けるような感覚と、
くどさや臭みを出さない独自の調理法でお客様にお出しします。
素材そのものの食感、旨み、スープのコク、脂、野菜の酸味など絶妙なハーモニーを奏でます。
新宿歌舞伎町に訪れた際はぜひ、私たちのお店にご来店いただけると幸いです。
おもてなしの心を忘れず誠心誠意、スタッフ一同、お客様が笑顔で帰るまで見送っていきたいと思っています。
敬白